深みの聖堂騎士
がんばれ負けるな聖堂騎士!
深みの聖堂騎士
Knight of the Deep
①大槌タイプ
・装備
右:グレートメイス(重量18.0 筋32C)、ヘビークロスボウ(重量4.5 筋14-技8-)
左:聖堂騎士の大盾(重量15.5 筋32D)、お好きなタリスマン(重量0.5)
防具:聖堂騎士一式(重量41.1)
魔法:フォース、武器の祝福(仮)、太陽の光の癒しor太陽の光の恵み
総重量:79.6
・体力の目安(その他の指輪や松明などの重量は考慮していません)
軽ロリは不可
中ロリ
素:74
寵愛:69
ハベル:59
寵愛ハベル:54
どっすん
素:40
寵愛:36
ハベル:29
寵愛ハベル:26
・備考
深みの聖堂を徘徊する騎士。聖堂騎士には2種類のタイプがいて、この大槌と大盾を持ったタイプと、特大剣を持ったタイプ。
そもそも、聖堂騎士の立ち位置がよく分からないんだよね。大盾に大胆に描かれた紋章はロスリックの先王(=オスロエス)のシンボルマークであるといい、ならば彼らはロスリック側の騎士であるはずだ。
しかし実際に彼らが警備しているのは深みの聖堂であり(名前からして文字通りだが)、なぜ敵対勢力であるエルドリッチ側についているのか?という疑問が生じる。
聖堂に住まう彼らは、主教たちも含め、元は幽閉したエルドリッチの封印役、監視役であったはずだ。しかし彼らはエルドリッチのおぞみに飲み込まれ、言うなれば洗脳されてしまったようだ。そして現在は立場が逆転し、エルドリッチの敵対者どころか彼を主と崇める信奉者となってしまいましたとさ、という結末。
ということは、深みの聖堂は元はロスリック王国の管轄内であったということか。「深み」…何やら怪しい響きがするが、王国もまたいろんな分野に手を出していたみたいだな。だいたいにして王国の大元が竜の御子だの天使だの全くまとまりがないから、聖堂を作っても半ば放棄していたのかもしれない。
深みというのはつまり深淵や人間性に関わる暗い部分だよね。深みだのおぞみだの澱みだのまぎらわしいが…なんにせよそんな深い(二重の意味で)ところにエルドリッチ封印するなんてロスリック馬鹿だろ!?そんなの「そこの人たち食って力蓄えていいよ」って言ってるようなもんじゃん。高級ホテルに案内して「ここがお前の牢獄だ」って鍵渡すようなもんじゃん!わけがわからないよ。この時点ではエルドリッチが深海の時代を夢見ているのを知らなかったのかな。「深海」に対する「深み」…まさしくエルドリッチの寝床にふさわしいじゃないか。何を考えていたんだロスリックよ…。
というより、元から「深みの聖堂」だったのではなくエルドリッチが乗っ取ったあげく改名したんだろうな。もしくは自然とそう呼ばれるようになったか。堂内もなんかそれっぽい感じに改築して、気味の悪い銅像とか神喰らいのシンボルをそこら中に設置して。「深み」の聖堂に「深海」のエルドリッチブチ込むなんて無能もいいとこだし、おそらくこっちが真実だろう。どちらにせよ封印するつもりが逆に乗っ取られるなんて有能とは程遠い気もするが…。
…そもそも私が勘違いしているのかもしれないが、ロスリック軍対イルシール軍の勢力図っていうのは王子ロスリック率いるロスリック勢力vsエルドリッチ率いるイルシール勢力(サリヴァーン、深みの主教たち)という構図でいいんだよね。
であるなら、エリアでいえば生贄の供給場所不死街、その運搬路生贄の道、深みの本拠地深みの聖堂、そしてロスリック陣営の宿敵冷たい谷のイルシールともはや過去の陰もないアノール・ロンドはイルシール勢力のものであるとみていいはず。…ロスリック陣営、国土占拠されすぎちゃう?とは言ってもロスリック王子の管轄は元から彼の城と書庫と高壁、それと半ば放棄した聖堂くらいなものだから、これらのエリアは最初からほとんど支配下にはなかったのかな。イルシール軍はそういう管轄外からじわじわ攻めていったのか…武力はともかく、戦略頭脳に関して言えばこりゃロスリックの一本負けだわ。
ちなみに妖王の庭に存在する青い個体は「妖王の親衛騎士」(Consumed King's Knight)といい、正確には別物らしい。
▲かっこいい
なんとなくだが聖堂にいる騎士よりも落ち着いた、歴戦の風格を漂わせる。データ的にもこちらの方が性能は上。
盾の紋章から考察すれば、むしろこっちが本来の聖堂騎士なんだよね。といってもこっちはもはや聖堂関係ないけど。同じ騎士でも格の低い者が聖堂に送られ、便宜上向こうを聖堂騎士と呼んでいるだけなのか。…なんだかますます深みの聖堂棄てられた説が濃厚になった気が。
敵としての能力に関しては、特にこの大槌タイプは攻撃のバリエーションが異常であり、グレートメイスによる攻撃、大盾のバッシュに加え、謎のエンチャントや回復まで仕掛けてくる。奇跡に関してはかなりのエキスパート。
彼らの使用奇跡一覧。
①謎エンチャ
エフェクト的にはプレイヤーの「武器の祝福」やロスリック騎士のエンチャントとそっくりの白いキラキラだが、その性能はどちらとも違う全くの別物。単純な火力増強ではなく、武器が擦ったところに謎のキラキラ爆弾を仕掛けてくる。
爆弾は一定時間で爆発し、ダメージ+怯みが生じる。行動する際の優先順位が高いようで、積極的にこのエンチャントをかけてくる。彼らの最も得意とする奇跡。しかも何気にかけ終わるまでが非常に短いので、スタブしようにも背後に回るのが追い付かないこともよくある…。
ちなみに、このキラキラは七色石の幻の八色目と酷似している。
どれが七色石による輝きか分かるかな?正解は一番手前のものです。…思ったよりすぐ分かるな。
このエンチャント、プレイヤーが使えたら面白そう。武器の振り方っていう今までにない要素によって有利不利が分かれるから、特に対人で有利な刺突系武器には向かないし、単純な威力や属性ではない搦め手として有効活用できそうな。
どうでもいいけど、この爆弾の爆発音ってなんか気が抜けるよね。「パコン!」って。ちょっとかわいい。
また、このエンチャントの再現として(あくまで見た目上の再現にとどまるが)暗い偽りの指輪をつけた「武器の祝福」が活用できる。詳しくはロスリック騎士のページで。
②謎回復
体力を減らすとたまにしてくる回復。その性質は「即時回復」と「継続回復」を併せ持ち、かつ「他者にも伝搬する」。
先日載せたこっちの方が分かりやすいか。
エフェクトはオレンジ色であることから、大回復以下ではなくより高位の「太陽の光の~」系の回復をしているようだ。しかしその性質は即時と継続した回復両方が含まれていることから、厳密には「癒し」(即時回復)でも「恵み」(継続回復)でもどちらでもない。というか両者のいいとこ取り。ズルい。
しかし、これがオレンジ色だからと言って太陽の光の王女の奇跡であるならば…
いやいやいやいや…。言っておきますが私はこの説否定派ですからね。だってあんな…
(※当ブログは少年ジャンプ+「悪魔のメムメムちゃん」を応援しています)
がさぁ…あんな…ンフwあの…萎んで…ねぇ?デュフッw設定とかフロム脳とか以前にごく個人的な狭い理由でこの説は認められないね。どちらかと言えば「ロスリックの王妃」が「太陽の光の王女に仕えた聖女」説を推したい。3では彼女こそが豊穣と恵みの化身らしいし。
③謎フォース
もはや謎でもない普通のフォースですが。彼らもフォース使うんですね。
発動した時は本当にびっくりした…エンチャと回復撮ったから帰るか、と思った矢先にフォーン!!だからね。お前フォースも使うんか!と。運よくSS撮れてよかった…それ以前も以降もコイツ全くフォース使わないんだもん。何か条件があるのかな?とにかくめったに使用しない珍しい奇跡。
でもコイツ、奇跡使う時にちゃんと武器持ち替えるのがキッチリしてるよね。ロスリック騎士なんて盾背負いながらタリスマン使うからね。
そう考えると聖堂騎士はみんな律儀だ。
しかもよく見ると、グレートメイスのエンチャントをする時は左のタリスマン、回復、フォースを使う時は右のタリスマンに切り替えている。ということは両手に同じタリスマンを装備してる?律儀通り越して不便じゃない?それ。ただ本当の完コスをするのであればそこにも気を付けなければならないかも…。めんどくさっ!
④謎我慢
謎じゃなければ奇跡でもないけど。グレートメイスの戦技「我慢」も頻繁に利用する。
ん?お前なに左バッシュ盾で戦技ブチかましてんだよ!さっき律儀だとかキッチリしてるとか言ったけどよく考えたら全然だわ!そもそもこいつ謎エンチャ、謎回復、謎戦技に不正の塊じゃねーか!タリスマンの切り替えくらいで危うく騙されるところだったぜ…。ダクソのモブって基本ズルいよなぁ…。
ちなみに右手にヘビークロスボウを仕込んでいるのは聖堂の梁にいる一体だけ。
基本的には持っていないのがほとんどなので、クロスボウを持っていなくても完コスと言い張ることはできる。完コス主張なんて無意味なことですが、一応。
グレートメイス:
満を持して登場したグレートなメイス。デモンズ時代から皆勤のソード、アクス、クラブ三兄弟から2にランスが新しく加わり(正確には「ハイデのグレートランス」だが)、3になってようやく仲間入りした新顔。
しかしその性能はどうにも中途半端。素の火力こそ高めなものの筋力補正が最大でもCしかつかず、どうせ32まであげるのであればやはりB以上は欲しい。筋力を32まで振っといて粗製派生にするわけもないし…技量にも振って熟練派生させてもやっぱり補正は低いし…優先してこれを選ぶ人はあまりいないだろう。だったら重量もちょっと少なくて冷気のおまけもつくボルドの大槌か、もっと割り切ってスモウの大槌を振るうかのどちらかに絞られてしまう。
火力は少々いまいちだが、これらの共通戦技である「我慢」はやはり強力。以前のアプデで効果時間が大幅に延びたこともあり、時間にして3、4回はゆうに振り回せるまでになった。しかし気を付けたいのが、我慢発動後相手の動きも見ないで即攻撃してしまうこと。ありませんか?私はよくあります。我慢を見たら当然相手は逃げようとするので、当然だが我慢したからと言って攻撃が当たるとは限らない。せっかく効果時間が延びたのだから、発動しても慢心せず相手の動きにきっちり合わせるようにしたい。
ちなみに我慢は何も攻撃しなければならないわけではないので、「スーパーアーマーに乗せて攻撃される」という先入観を逆手にとって相手を自分から離したり、アーマーを活かしてエストを飲んだり、攻撃されても関係なしに逃げ出したりと、防御にも利用できる。その際のカット率上昇効果も中々馬鹿に出来ないほど強力。消費FP12の割には様々な用途に活用できる。
ヘビークロスボウ:
クロスボウはライトクロスボウ、ヘビークロスボウ、アーバレストの順に重量と威力が比例して大きくなり、これはその中間。クロスボウはボルトの発射でスタミナを消費し、また装填時にはスタミナは回復しないので考えなしに撃っているとすぐにスタミナが枯渇する。しかし遠距離攻撃の手段があることは純粋に得なので、特に動きの鈍い聖堂騎士は重宝することだろう。
扱い方については亡者兵士のページで。
聖堂騎士の大盾:
闇属性のカット率が高い大盾。闇属性の攻撃は「追う者たち」や「強い深みのソウル」など追尾力が非常に高い魔法が多いため、避けるのが困難。聖堂騎士は基本どっすん運用になるので余計に辛い。その点、この盾を構えればカット率83.0で大幅に被ダメージを抑えられるので、重装備な聖堂騎士にはマッチしていると言える。
攻略:A
受け値の高い大盾、攻防便利な我慢、遠距離対応のクロスボウ、有効な奇跡の数々とアクションのレパートリーが非常に多く、どっすんなのを差し引いても様々な場面に対応できる。
どちらかといえばその真価はソロ攻略よりもマルチプレイで発揮されるだろう。文字通り盾となれる大盾、背後からのクロスボウ、落下狙いや時間稼ぎのフォース、ありがたい回復など、味方にとっても有用な数々が揃っている。
対人:A-
攻略時の利点がそのまま有効ではあるが、やはりどっすんというのはそれだけでかなり不利になりタイマンになると少々キツい。せっかくフォースやクロスボウがあるので、相手をあまり近づけない戦い方をしてみるのが吉。しかし近づかれても大盾や大槌があるので、よく言えば遠近両方に対応できるとも言える。
・参考ステータス
素性:騎士(レベル120)
生命力 28
集中力 24
持久力 25
体力 29 (どっすん)
筋力 40
技量 12
理力 9
信仰 35
運 7
指輪:寵愛の指輪+2、ハベルの指輪+2
すみません、どうしてもレベル100に収めるのは無理っす…。筋力を最低レベルの32に抑えるとか、回復奇跡を外すとかすればまだなんとか余地はあるんですが。回復を外せば必要な信仰は15(武器の祝福)に抑えられるので、ちょうどそのまま20下げられて100に抑えられますね。あ、そうなると集中力ももっと下げられるのか。…回復さえなければ…。
ちなみにこのステ振りの場合、素性は騎士と戦士と聖職者で同レベルになります。しかしこの場合技量は無駄、運もあまり役には立たないので一番適するのは騎士と判断し素性は騎士に。聖堂騎士だしね。
また、回復奇跡の「継続回復」の点を重視して「癒し」ではなく「恵み」を選択。こちらは必要記憶スロットが1多いものの、必要信仰は10も落ちるため。
②特大剣タイプ
▲これ、袖がへにょへにょなるのが嫌だよなぁ…。
・装備
右:聖堂騎士の大剣(重量15.0 筋26C技10D)
左:なし
防具:聖堂騎士一式(重量41.1)
総重量:56.1
・体力の目安
軽ロリは不可
中ロリ
素:41
寵愛:37
ハベル:30
寵愛ハベル:27
どっすん
素:17
寵愛:14
ハベル:9
寵愛ハベル:7
・備考
特大剣を持ったタイプ。このタイプは大槌タイプより数が少なく、堂内にも…えーっと…3体?しかいない。
▲キリッ
コイツは大槌タイプよりも少ないし影薄いしなぁ…特に語ることはないか。
▲えっ!?
ちなみに青布の「妖王の親衛騎士」はこんな感じ。
▲キリリッ
です。以上。
▲ええっ!?
聖堂騎士の大剣:
打撃属性の特大剣。煙の特大剣も同じ特性を持つが、向こうは非常に重くしかしその重量に比する火力も出ず、使いやすさではこちらに分があると言える。あえて比較するなら、重量が一回り、いや三回りほど落ち、しかし火力は若干程度の差で済んだコンパクトサイズといったところだろうか。
個人的にはこれ大好きです。ツヴァイヘンダーの次に好き。あ、それと同じくらいローリアンの大剣も好き。あーアストラの大剣も好きだな。グレートソードもかなり好き。…取り立てて言うほど好きでもなかったな。特大剣は振り方や戦技(「踏み込み」)のバリエーションも色々違っていて、それぞれ個性があって面白いんですよね。
この武器のお気に入りはやはり両手R2の爆発力。両手持ちによる筋力補正、刺突属性のカウンター、タメ攻撃の最大火力が揃って、うまく当たれば一撃必殺の火力にもなりうる。やっぱり特大剣はこれがなきゃあ。さらに素の補正はあまりよくないものの、重厚派生させれば筋力補正がAまで伸びるので、突きの火力はさらに高まる。ロマンだね。
通常攻撃は縦振りタイプ。横への範囲は劣るものの、縦へのリーチはそれに勝る。さらに通常攻撃が打撃なので、多少相手を選ぶものの多くは標準属性よりも火力を期待できる。
「踏み込み」からの派生は回転斬り。特に囲まれた時に効果を発揮する。両手持ち時はローリング攻撃以外縦振りと突きしか繰り出せないので、範囲攻撃を繰り出したいときには重宝する。
攻略:A-
盾がないのは痛いが、武器は有効な打撃属性を持ち火力も高いので攻撃面はなかなかのもの。打撃と刺突で属性を使い分けられるのも高ポイント。
対人:B
攻略時は敵によって有効な属性が決まっているものの、対人の場合十人十色な防具の組み合わせを相手にしなければならず、あまり攻撃属性の違いの利点を感じられにくい。むしろ重装備の人気の無さから、総合的に見て一番効果的なのは斬撃かも。
・参考ステータス
素性:騎士(レベル100)
生命力 32
集中力 10
持久力 30
体力 40 (中ロリ)
筋力 40
技量 12
理力 9
信仰 9
運 7
指輪:寵愛の指輪+2
中ロリにするにはこれくらい振らなきゃならないか…ハベルの指輪も加えれば大幅に体力抑えられますが、ステータスを取るか指輪枠を取るかはお好みで。でもなかなかバランス良いステータスになったのではないでしょうか。
関連キャラ:
深みの教導師
深みの主教たち
神喰らいのエルドリッチ