無名の王

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まさしく威風堂々

無名の王

Nameless King

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・装備

右:竜狩りの剣槍(重量14.5・筋16D 技22C 信18C)

左:なし

防具:竜鱗一式(重量24.0)

総重量:38.5

 

・体力の目安(他の指輪や松明などの重量は考慮していません)

軽ロリ

素:89

寵愛:85

ハベル:74

寵愛ハベル:70

中ロリ

素:15

寵愛:14

ハベル:9

寵愛ハベル:7

どっすん

素:7(素性最低値)

以下変わらず

 

・備考

ついに登場した「太陽の長子」。無印ではアイテムテキストでのみの登場であり、『太陽の長子はかつて戦神であったが その愚かさにより、すべての記録と共に神を追われ いまやその名前すら伝わっていない』(無印「太陽の長子の指輪」より抜粋)存在であった。一体何をしでかしたかと思えば、神々を裏切り竜の同盟者になった、ということであった。そりゃ追放もされるわ…

当時は「太陽の長子ってソラールじゃね!?」とか、「いやオーンスタインだろ!太陽誓約の像が竜狩りの槍そっくりだもん!」などと考察や議論が白熱していた。しかし結果はどれもハズレ、当人は他の誰でもない新キャラクターであった…残念。

ただ強いて言えばオーンスタイン説はかなり惜しいところまで来てたかもね。どちらにせよ根拠は「武器の形が似てるから」でしかないが、おそらくはオーンスタインは無名の王の武器や戦い方を参考に竜狩りに参じていたのだろう。

でも、あの強敵オーンスタインが無名の王を先生として教えを乞いていたところを想像すると…なんだか微笑ましくも感じちゃうよね。「オーンスタイン!腰が入っとらんぞ!」「ハイ!スミマセン先生!」なんつってね。ただ、それだけに無名の王が王家を裏切り竜に加担したと知ったときは相当なショックだっただろうなぁ。3にきてオーンスタインの人間性が急上昇している感じ。ただ無意味に廃聖堂を守り続けるのではなく、彼なりに使命と郷愁の狭間で苦悩したうえで無名の王の跡を追うことを決断したんだろうな。スモウといい、3では過去キャラの掘り下げがすさまじいな…。

ちなみに、個人的には法王サリヴァーンに次いで強ボスランキング2位を誇ってます。攻撃はサリヴァーンほど激しくはないけど、その分一撃がかなり痛いし、なによりディレイがかなりいやらしい!他の敵と同じ感覚でローリングするとむしろカウンター喰らって即昇天。初見以来ソロで撃破したことがないのはここだけの話。情けなし…

 

竜狩りの剣槍

少々分かりづらいですがカテゴリ分類は槍です。そして槍カテゴリ中最重14.5。次ぐ重量の竜狩りの槍ガーゴイルの灯火槍と比べると約1.5倍もの重量を誇る重槍。

カテゴリ上は槍であるもののモーションは斧槍との複合。特に片手R2の強攻撃と両手R1の通常攻撃は斧槍特有の振り回し・振り下ろし攻撃なので場面に応じて片手持ちと両手持ちを切り替えて行動することができる。それ以外は全て槍モーションと同一。

戦技「落雷」他に同系統のない完全に唯一の戦技。槍を雷を溜め構え、前方に雷を落とすという攻撃。威力は高いが発射までの数秒間はアーマーもなく無防備になってしまうので、放つタイミングは非常に重要。

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▲ロックなしだと距離はこれくらい

ちなみに落雷という名称と動きではあるが実際は定点爆撃であることに注意!つまり、対象との間に壁がある場合はその壁を越えては雷は落ちず(壁に沿って落ちる)、また自キャラが対象の足元(床下)にいるからといってうまく頭上に雷を落とすということもできない。逆に言えば、屋内や天井が近い場所だからと言って雷が落ちず不発に終わるということはないのでご安心を。

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▲屋内でもちゃんと雷落とせます

戦技発動後は溜めた雷をそのままにエンチャントすることができる。仮に雷が当たらなくても無駄にはならないので、ある意味出し得のお得な戦技である。

ちなみに戦技による落雷のダメージやエンチャントの火力上乗せ分は信仰ステータスにより上下する。戦技も含めて有効活用するなら信仰も合わせて十分に上げる必要がある。

 

★戦技とロックオン

実はこの戦技、かなり扱いづらい。特にノーロック運用はほぼ無理。ビームのように発射するタイプではないので目測で距離を測りづらいし、何より高低差や遮蔽物に対して非常に弱い

以下ノーロック運用に限った話。

①高低差がある場合

単純な距離ではなく、対象との高低差でも落雷の位置は微妙にズレる。

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これくらいの高低差ならある程度目測通りに雷が落ちる。しかし…

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奥でもたれている亡者兵に雷を当てようとしても、まず戦技のリーチが足りないし、高低差がありすぎるため落雷がそもそも発生しない(エンチャントは可能)。その手前のやぐらあたりにしても同様。

②遮蔽物がある場合

前述の通り、対象との間に壁がある場合それを乗り越えては雷は落ちない。さらに、それは樽などの破壊オブジェクトでさえも例外ではない

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例えばこの位置から篝火に雷を当てようとする。すると…

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なんと!目の前の椅子に阻まれて届かないではないか!壁じゃなくてもダメなのね。

③階段の場合

少しの段差でも目測通りに落ちない場合がある。

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これくらいのゆるい階段。ここで戦技を発動しても…

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目の前に轟雷!この程度の段差くらい乗り越えてくれよ…。

なので、雷の動きは天から落ちるようなアニメーションではあるが、実際は地面を水平に移動するビームを放っていると考えた方が正しいかもしれない。だから対象との間に阻害するものがあればその手前で落雷するし、少しの段差でも水平線とずれるので暴発するのである。

しかしロックオンすればこれらの問題はあらかた解消。しかも発射の寸前まで対象を追尾するので、ホーミングこそしないものの命中率はかなり高い。

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▲ロックありならこの通り。多少の高低差やオブジェクトもなんなく通過することが出来る

「とりあえずロックオンしときゃいいんだろ?」で全て解決…と思いきや

実はロックオン距離と戦技の距離が微妙に釣り合わない。ロックオンの最大距離よりも少し短めのリーチなので、「ロックオンしたのに当たらない!」ということもしばしば。

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▲ロックオンしてるのに…。

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▲向こうはこちらに気づいていない置物状態。ここでも高低差の弊害が…

なので戦技を当てるためにはロックオンするだけでなく、相手との距離も少し縮めなければまともに当てることはできない。

 

★「竜狩りの槍」との比較

武器として最大のライバルはやはり「竜狩りの槍」か。流石はオーンスタインの得物と言うべきか、剣槍に対しても引けを取らない性能である。

両者の性能を比較してみよう。

攻撃力 雷攻撃力 筋力 技量 信仰

竜狩りの槍

198 122 20D 20B  0D

竜狩りの剣槍

234  62  16D 22C 18C

比べると「槍」は属性寄りの攻撃力、補正はほぼ技量一本 それに対し「剣槍」は物理寄りの攻撃力、補正は技量信仰に薄く広くといった感じだろうか。ステータスの伸ばし方にもよるが、最終的な実質攻撃力は剣槍に勝ち目がありそう(属性攻撃力は低めに計算される仕様から)。さらに剣槍は戦技によるエンチャントでさらなる火力の増加にも期待できる。

しかし剣槍の最終的な要求ステータスや重量、癖のあるモーションも考えれば、扱いやすさという名目では槍に軍配が上がるかも(個人差はあるが)。さらに槍は戦技「雷の突撃」による爆発的な火力と詰めの強さもあるので、やはり一概にどちらが強いとは言い切ることはできない。

 

・攻略:〇

基本的にはオーンスタインと同じ感想。ただこちらは槍カテゴリの単純な突くモーションだけでなく振り回しの利くモーションがあるので、取り回しのしやすさでいえばこちらが上。

さらに片手持ち、両手持ちともに槍の突くモーション・斧槍の振り回すモーションが同時に含まれている。具体的には片手R1は槍の突き、R2は斧槍の前方振り回し。両手R1は斧槍の振り下ろし、R2は槍の溜め突き。片手、両手ともに突き、振り回しどちらも可能なので、かなり状況適応力は高い

ただ両手持ちの斧槍モーションは片手の槍モーションと比べて範囲は広いものの攻撃の出の速さは劣るので、基本は片手持ちで運用した方がいざという時助かるかもしれない。

しかしオーンスタインとは違い防具的に雷属性にはめっぽう弱いので注意。元神族が雷に弱いってのは皮肉だな…。

 

・対人:〇

特に混戦時は戦技が非常に有用。発動の寸前まで追尾するので、他の白霊やモブとの交戦中、攻撃の隙や怯んでいる間にうまく落雷を差し込めれば高いダメージを与えることが出来る。しかも中々火力の高いエンチャントのおまけつき。

しかし戦技頼りは非常に危険。発動までのタメが非常に長いので、溜めてる隙に近づかれてしばかれることも多々。でも距離を開けすぎるとロックオンしても当たらないという仕様…。ならば敵が近づいてくるのに合わせ事前に溜めモーションに入り、落雷発動寸前にロックオン、という対応で応戦してみよう。

 

・ステ振り考察

素性:騎士(レベル100)

生命力 27
集中力 18
持久力 20
体力 19
筋力 16
技量 28
理力 9
信仰 45
運 7

指輪:寵愛の指輪+2

奇跡の嵐の落雷を使用するために信仰45は必須(指輪で補う手はあるが)。結果どれもギリギリ最低限レベルに…いやむしろ最低限さえ乗り越えてないような気も…。このステ振りだと戦技メインに扱ってエンチャントありきで戦略練るべきかも。だとしても集中力低いよなぁ…。レベル100に抑えるのはちょっと厳しいです…

 

関連キャラ:

竜狩りオーンスタイン