火継ぎの終わり、世界の果て、そして未来

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ダークソウル3が終わってしまった。やはり予定通り「4」の予定はなく、シリーズは完結となってしまうらしい。

「輪の都」は文句なく面白かった。しかし進めれば進むほど、「この先には何があるんだろう」というワクワクと比例して「これでシリーズも終わりなのか…だったらもういっそ途中でやめてしまいたい!一生未完で終わらせたい!!」…という、到底叶いもしない矛盾した願望が渦巻いてくるのです。そのくらい「完結」という絶対的な壁が怖ろしいのです!

だが、だからこそ、シリーズのフィナーレを迎えて、プレイヤー各々思うところがあるはずだ。感傷に浸りつつも、私のダークソウル観とその未来を語ってみたいと思う

 

DLC「THE RINGED CITY」

・めちゃくちゃ面白かった!

まずDLC第二段「THE RINGED CITY」を一通りクリアして、まず感じたことはひとまず有終の美は飾れたな、という思い。正直DLC第一弾の「ASHES OF ARIANDEL」がすげぇ微妙だっただけに、少なからず第二段に対しても不安はあった。だがその不安を含めて、逆に期待のハードルは上がりに上がっていたんだけれど、それを悠々と超えてきたな、とさえ思えた。

ある意味ホッとしている。もしもこれで出来が悪いと感じてしまったら、ダークソウル3、ひいてはソウルシリーズ全ての評価が「なんか微妙だったよね」という形で幕引きとなってしまうからね。めちゃくちゃ上から目線で申し訳ないんだけど…まぁ、語らせてくれ。

とはいえDLCの感想はこれくらいにして(短いな)。あとでみなさんにもアンケートを取る予定なので、その時に存分に語らせてもらおう。

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▲じゃ、その時までさようなら

 

★ぼくとダークソウル

・ダクソとの日々

実は私はダークソウル歴はそんなに長くはなく、始めたのも無印ダークソウルのDLCが出てから1年以上経ってからだった。ダークソウルを知ったきっかけは友人からの勧めとプレイ動画の視聴だったのだが、始めた当時は(初ソウルはデモンズだったが)システムを全く理解せず、ステータスを万遍なく上げ、スタートからクリアまで終始どっすんという無駄にハードな縛りを課していた記憶がある。それでも、面白かった

そしてデモンズソウルを一通りクリアし、ダークソウルに移行する。とはいえプレイ動画であらかた知識やステージは予習済みだったので、初見の驚きや感動みたいなのは半減していたんだろうけどね。今思えばすごく勿体無いことだ…まぁ、その動画が無ければ存在自体を知らなかっただろうからそこは仕方ないんだけどね。

デモンズから通して初見はオンラインでプレイしていたんだけど、仕様を理解していない、「儚い瞳の石」「人間性」をほとんど利用していないということもあり実質メッセージ利用だけのソロプレイだった。あるいは白霊の召喚や闇霊侵入もあったのかもしれないけど、全く記憶がないからたぶんNPCか何かだと勘違いしていたんだろうな。どちらにしろ「ARTORIAS OF THE ABYSS」の配信からさらに一年後、オンライン人口もそもそも少なかっただろうから他プレイヤーと出会う機会がなかったんだね。とにかくオンラインプレイとはほとんど縁がない一周目だった。

そしてダークソウルも一通りクリアし、オンラインに繋いでみる。記憶もおぼろげだけど、最初のころは侵入ばっかりしていた気がする。ずーっと一人でプレイしていた私にとっては他プレイヤーがそのまま敵になるというのが新鮮で、勝っても負けても楽しかった。当時は色々やったなぁ…今だから言えることだけど、昔はファンメやらかくれんぼみたいな迷惑行為も少なからずやっていました。ファンメといっても暴言や悪質な煽りではなく、出待ちに対して挑発したりタイマン待ちに対して分かってて攻略を促したりとかそういうの。私はほぼ侵入専門だったので出待ちなど「そっち側」に回ることはなかったんだけど…どっちにしても迷惑なのには変わりはないな…。

今思えば本当に黒歴史だ…だからあえて懺悔のために告白する。免罪させてくれ…。

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▲全ての罪は赦される…のか?

慣れない頃は知識もなく、何が悪なのかも分からない(それでも「ファンメを送るべきではない」なんてのは常識の範囲内だろうが…)からこそすべてを受け入れられたんだけれど、ちょっと慣れた時期、半端な自我が芽生えてくる頃が一番怖いんだよな。初めて出待ちにあったときはそれでさえ「鬼ごっこだね?たーのしー!」なんて楽しんでいたもんね。記憶に残っているだけ良くも悪くも印象は強かったんだろうが…全く無知というのは恐ろしいものだ。だけど後々「出待ち」という存在を知ると、もう全てのホストをそういう目で見てしまう。ただサイン待ちしているホストを出待ち扱いして殴りかかったりとかね。そんな時期もありました。

 

・転換期

それに対して言い訳するわけではないけれど、今では(少なくとも昔よりは)まともな考え方が出来るようになったと思います。私のゲーム論として、「自分も相手も楽しませよう」というのがあって。それは例えば召喚されたらあいさつをするだとか、ジェスチャーを交えながら進むだとか、侵入であっても度を越えた嫌がらせは控えるだとか。まぁ当たり前のことですよね。ただこれらも結局自分目線でしかなく、「楽しませている気になっている」だけでしかないんだけどね。反応がないのもつまらないけど、逆にアピールがしつこすぎてうっとおしがられているかもしれない。そこがまだ不安なところではある。

とにかく、それまで自分が楽しむことしかしなかった私がいつから考えを改めるようになったかというと、攻略ホスト活動を始めてからなんですよね。ホストをしていると、いろんな人と出会います。だから当然、上手いなあ、楽しいなあという人たちだけではなく、嫌だなあ、面倒くさいなあと思う人たちともたくさん会います。そういう人や行為を目の当たりにして、しかし「うわっ、俺おんなじことやっとるやん…」なんて場面に遭遇することもよくあります。まさしく人の振り見て我が振り直せですよね。

だからこそ、みんな、ホストをやろうよ!とも思うわけですよ。ダークソウルはホストありきのオンラインだからね、核がなければ脆いものです。けっこういるんじゃないかな?ホストってめんどくさそう…白霊の方が気軽だし…侵入好きの自分には協力なんて縁遠い話だぜ…みたいな考えの人たち。でもそれってもったいない!すごくもったいない!ですよ。やってみると中々楽しいものだし、そして何より人に優しくなれる…気がする。だから、ね。新キャラ作成のついでに、一周くらい白を連れてやってみませんか?

 

★ダークソウルのこれから

・ダークソウルに蔓延る「悪意」

とはいえホストを始めるにあたって、どうしても無視できないのが「彼ら」ーつまり初心者狩りとか、ピンチになったらすぐ黒水晶で逃げるとか、意味もなく煽り倒すとか、そういう「嫌がらせのためだけにプレイする人」たち。ただこれは闇霊だけじゃなくとも、ホスト側にも出待ちはいるし、白霊でさえもホストを騙して嘲るためにサインを置く人なんてのも、たくさんいる。

奴らはもう、ぶっちゃけどうしようもない。前提となる価値観が違うんだから、いくら制止を促したところで聞く耳を持ってくれるはずがない。だからむしろ、躍起になって排除しようとしたり、返り討ちにしようと奮闘するなんてことはすべきではないのかもしれない。どうあがいても無駄だし、逆に楽しませるだけにもなりかねない。

だけど彼らにも言い分はあるようで。「世界観的に間違ってない!」「ホストの邪魔をするのが闇霊の本分だ!」「俺が昔やられたんだから、同じことをする権利はあるはずだ!」

馬鹿じゃねーの?と思いますよね。そんなくだらない言い訳してもいいわけ?まずマナーを守ろうよ。モニターの前に人がいることをまず知ろうよと。…なんてことを言うこと自体無駄なんですけどね。このブログを見てる「彼ら」は今まさに爆笑しているところでしょう。まあ…別に…構いませんけど?キレてませんけど?俺キレさせたら大したもんですよ(強がり)。

…なんて、仮想敵を作って一人ガチギレするなんてこっちの方がやべーやつなんでこのくらいにしておきますか。とにかくそういう輩は後を絶たないっていうこと。

 

・それでも未来は明るいはずだ

オンラインゲームを続けるにあたって、やはり無視できないのが人口。ダクソはオフでも楽しめるってのも売り文句だけど、やっぱりオンラインの方が楽しい。でも当然時間が経つにつれ人は減っていくし、それを止める術もない。

3は今はDLCの配信直後ということもあり、まだまだ人口は多いことだろう。しかし私が無印にハマっていたころはまさに過疎、行く先々で「またお前か!」という状態。

でもそれを経験した私にとっては、むしろそっちの方が安心するんです。ダークソウルのコンセプトである「一期一会のオンライン」とは程遠いんだけどね。ホストも白も闇霊もみんな顔なじみ。全員がフレンドみたいなもんです。それがすごく安心するし、楽しくプレイできる。

そしてまた、そういう顔なじみが増えてくると、前述の「嫌な奴ら」は得てして減っていくんです。彼らは人が多いところに居座るだけ。相手がいないなら余所に行くだけですし、飽きるのも早い。ダークソウルはそういう自浄作用が働いている。すごいね!

だから今考えれば、私は常にオンラインのみんなに頼って来たんだなぁ、としみじみ思うのです。人がいなくなっても続ける人って、純粋にダークソウルが好きな人たちだし、長く続けているだけあってプレイングもマナーもちゃんとしている人が多い。しかし逆に言えば彼らに「甘やかされて」きたからこそ、些細な悪意にも敏感になってしまったとも言えるのかもしれないんだけどね…天邪鬼な言い方をすればだけどね。

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▲だから君、闇(霊)を恐れることなかれ…

なんにせよ私は幸せ者だ。それだけは間違いない。

 

・ダークソウルは二度生まれ変わる

ダクソ3がこの世に生を享けて、今遊んでいる私たちがつまり第一世代。そして来る4月20日、完全版が発売してから始める人が第二世代。そしてそこからまた一年ほど経ったころ、ほとんど過疎ってもなお遊んでいる人が第三世代。つまりダークソウルはあと2回転生を残している…その意味が分かるな?

要はそのたびにプレイヤー層が入れ替わるってことです。第一世代は全員一斉にスタートを切り、中だるみし、そして過疎る。ある意味ではダークソウルのオンライン史の縮図

第二世代はもっとも過酷な世代初心者狩りや煽りという洗礼を受け、そこで辞めるか続けるか、しかしここを切り抜けられた者こそが最も心折れぬ英雄となる。そうでなければ亡者に堕ちるかの、二者択一の運命を背負う哀れな落とし子。だからこそ優しくしてあげよう!完全版発売に合わせて新キャラ作ってサイン出してあげるのもいいかもしれないね。自分は新キャラ作れるし、初心者の助けにもなるしで一石二鳥です。

第三世代は楽園か地獄かの両極端全然サインねー!でもダクソはやめられねー!というジレンマを抱えるか、人いねー!でもいつもの人のサインはあるー!侵入も来るー!というほぼ身内で固まったオンラインが構成されるか。どうなるんだろうね…正直そうなってみるまで分からんというのが本音。「未来は明るい」なんて豪語はしたけど正直こっちも不安なんだよ!無印当時は募集ツールがあったからそれを見て集まれたけれど、3でもそれに代わるものは登場するのだろうか?自分で作れればいいんだけどそんな技術は持ってないし…。それこそPS4のコミュニティ機能が輝く日が来るんじゃないか?う~~~ん………わがんね。そもそも自分がこの第三世代まで生き残っているかどうかも確証ないし…案外すぐ飽きて他のゲームやってるなんてこともあり得る。人間なんてそんなものだ…悲しいね。

 

・それでも未来は明るいはずなんだ!

もう自分に言い聞かせるしかねぇ!まぁ、別に誰がどこに移ろうがその人の勝手なんだけどね。別にダクソに飽きたならそれは仕方ないし、去る者追わずで見送るしかない。追う者たちにはなれないんだ…(今上手いこと言った)。

そもそも今まで述べたこと全部欺瞞なんですよね。罪を告白したからって赦されるわけではないし、自分が本当に善良なプレイヤーを名乗ってもいいのか分からないし、「悪い行為」が本当に悪なのか正直自信はないし、未来がどうこうなんてぶっちゃけさっぱり分からない。不安でしょうがないんです。

それでもやっぱり私は未来を信じたいんですよね。過疎るのはしょうがないし、悪意を取り除くことも不可能かもしれない。それでも残った人たちで楽しくプレイして、新しく来た人たちも優しく迎え入れて…いつしかみんなが本当の意味で「ダークソウル3楽しいね」と言える日が来るのを信じて、…日々プレイしていければいいんじゃないですかね。

 

 

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