兄王子ローリアン・王子ロスリック

 

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愛だよ

 

兄王子ローリアン

Lorian, Elder Prince

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・装備

右:ローリアンの大剣(重量14.0・筋26C 技10D 理0D 信0D)

左:なし

防具:ローリアン一式(重量30.9)

総重量:44.9

 

・体力の目安(その他の指輪や松明などの重量は考慮しておりません)

軽ロリ

素、寵愛:不可

ハベル:92

寵愛ハベル:87

中ロリ

素:25

寵愛:22

ハベル:17

寵愛ハベル:15

どっすん

素:7(素性最低値)

以下変わらず

 

・備考

ブラコンだのホモだのと散々な言われようのお兄ちゃん。でも実態を考えれば確かに単純な兄弟愛を超えて狂気じみていると言わざるを得ない。弟の呪いにより声と歩みを失ったがむしろそれを望んでいた…、って相当歪んでるぞこの兄弟…。

ロスリックの血の営みに反して、ロスリック家は総じて火継ぎには反対派らしい。ローリアン兄弟もそう。ロスリック三柱の一人祭儀長エンマはただしきたりに従い王となることを望んでいたが、おそらく当の本人たちはそのおぞましさ、そして火が消えた先の未来のことを既に予感していたのだろう。その未来が闇撫でのカアスの言う闇の時代、人の世界の始まりか、神喰らいのエルドリッチの見た深海の時代か、火防女の言う小さな火たちがまた現れるのか。ロスリック兄弟が案じているのはこれらの世界の予感なのかまた別のものなのかは定かではないが、とにかく彼らからすれば火を継がない未来の方が都合が良いと判断したのだろう。

また、薪の王とは超人的な能力を持って資格を得るのではなく、どうやらそういう運命のもと王に選ばれるものらしい。皮肉にも、その運命に選ばれたのは唯一人でデーモンの王子を仕留めるほどの強大な能力を持った兄ローリアンではなく、赤子の時から病を抱え萎びていた弟ロスリックであった。国の名をとったロスリックという名からしても(あるいはロスリック誕生時に国ごと改名した可能性もあるが)、王家にとってはまさしく悲願、その期待度は狂気的なほど大きかったものだろう。

以前面白い考察を見た。

『ロスリックは期待されながらも大した能力がなく、対して王の資格は無いながらも弟と比類する隙のないほどの超人的な兄ローリアンに嫉妬・劣等感を持っていた。そして逆恨んだ呪いで兄の声と歩みを取り除き、相対的に自分の価値を上げそれに満足するようになっていった。しかし兄もその弟のみじめさ、責任の重さを憐み、それで弟の気が晴れるならと、あえてそのままにしている』

…というもの。これって、結構現実世界でも通用する問題だよね。親が期待しすぎるあまり逆に子供がグレちゃうとか。兄弟間で比較して劣等感持っちゃうとか。こう考えるとなんだか一気に野暮で陳腐な話になっちゃいますが、もしかしたらただの反抗期なだけかもしれないね。ただまあ、そりゃあ「それが運命だから!」なんて意味の分からない教育方針で無理やり王だ火継ぎだと奉られたら誰だって反抗期にもなるわ。エンマの様子を見れば「火を継ぐのが当然で疑う意味が分からない」なんて態度だし、母親は失踪、父親発狂してなんか竜になってるし、兄弟どちらにとってもお互い信用できるただ一人の相手だったんだろうな。そう考えるとやっぱりこの兄弟の愛は本物だわ…。ホモとかのたまうやつは前に出なさい。

まあ、それでも兄弟そろってひきこもりニートなのには間違いないのだが…。

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▲弟いじめる奴はお兄ちゃん許さないから!

 

ローリアンの大剣

火属性を持つ特大剣。その火はもとより備わっているものでもローリアン自身の力でもなく、ローリアンの討伐したデーモンの王子の燻りによるものである。デーモンの王子ってなんだろう…あんなやつらでも家系が存在するのか…。

そして、よく見ると武器アイコンと実際の武器の形が微妙に違う

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鍔の形とか全然違うじゃん…。デーモンと戦って鍔と刀身が少しえぐれた?うーんどうも腑に落ちない変わり方だな…。

補正は全てDと横並びだが、最終的には筋力のみCと少し伸びる。要求値は筋力技量のみではあるが、その実すべてのステータスで威力が高まる超上質武器である。

両手持ち時の振り方はグレートソード類の縦振りではなくツヴァイヘンダー類の横振り。さらに強攻撃で吹き飛ばしありの突きが放てるので、総じてモーションは扱いやすい。さらに火属性攻撃力も高めで火力も申し分ない。

戦技は「ローリアンの炎」「踏み込み」からのかち上げとともに大地に炎を走らせる。至近距離でのかち上げ斬りと、中距離での炎で近・中両方に対応できる戦技。

…ではあるのだが、いかんせん炎の軌跡が短く、持続も薄いので扱いづらい

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▲距離は中ロリの一回半くらい?

この戦技の真価はむしろ、踏み込み時の炎エンチャントにある。たった10の消費FPで火力の底上げが出来、コスパ的には非常にお得。また攻撃の合間に差し込みながら火力を増せるので、考えようによってはアーマー付きの薬包としても扱える。さらに持続時間も先のアプデでかなり伸びたので、素の火力+戦技エンチャで火力は相当高まる武器である。

 

攻略:〇

武器はかなり強い。特大剣の弱点である振りの遅さも、振り回しの利くモーションと攻撃時のスーパーアーマーである程度補える。また戦技による踏み込みとかち上げ、炎の噴出もあり、特に対多数の時にもっとも輝く武器となるだろう。

しかし、やはり盾を持てないのはかなりマイナス…。盾のあるなしでランクは1段階変わっちゃうからなぁ…。

また、武器に反して防具の性能はあまり良くない。特に炎と雷属性、そして打撃属性には非常に弱いので注意。毒耐性も何気に低いのでそこも思慮すべし。

対人:〇

乱戦に強い特大剣に中距離攻撃の戦技とオールマイティーに対応できる

しかし炎と雷属性に弱いこと、そして特大剣の振りが遅いことから呪術師、聖職者には要注意。避けづらく溶岩溜まりのできる混沌火球、相手の隙に打ち込んで大ダメージを与える断固太陽槍はそれぞれのメイン魔法であり、特大剣の隙の大きさに対しては非常に厄介。防具の耐性の低さも相まって天敵と言っていいくらいの強敵になるだろう。「踏み込み」のスーパーアーマーも、遠距離を維持する呪術師、「断固たる祈り」で逆に近づいてくる聖職者相手には無用になりがち。踏み込みからかち上げてもおそらく相手の奇跡の発動の方が早いだろう。

これらに対してはこちらも慎重に相手をするほかはない。幸い火力は高いので、一度巻き込めば致命傷を与えることはできるだろう。戦技エンチャを確保しつつ、ノーロックで炎を走らせ敵の行動を防ぎつつ攻撃できるのが理想の戦い方ではある。

 

・ステ振り考察

素性:騎士(レベル100)

生命力 27
集中力 14
持久力 30
体力 26
筋力 34
技量 12
理力 9
信仰 30
運 7

指輪:寵愛の指輪+2

筋力は両手持ち前提として50になる34で。天使との関係疑惑がもたれる背景設定を活かして信仰30に振り「天使の光柱」使ってみたり。そのせいで他のステはほぼギリギリなのだが…特に生命力。まぁ、そこは己のプレイヤースキルで補えれば……。

 

 

続いて弟ロスリック。

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ヤンデレ

 

王子ロスリック

Lothric, Younger Prince

 

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▲プレイヤーが着るとなんかゴツいなぁ…コレジャナイ感が半端ない。

 

・装備

右:ロスリックの聖剣(重量4.0・筋10D 技16C 信14E)

左:なし

防具:祈祷一式(重量6.7)

総重量:10.7

 

・体力の目安(その他の指輪や松明などの重量は考慮していません)

軽ロリ

素:7(素性最低値)

以下変わらず

 

・備考

前置きとして、ロスリックはこの武器を生涯使用しておりません。「もしも彼が自らの手でこの武器を振るうとしたら」という設定上でのコスプレですので、厳密には彼は常に素手です。強いて言えば武器はお兄ちゃんそのものか。

というか、ボス戦時の声は全部弟が発してるんだよね。最初兄が喋ってるのかと思ってて、弟は貧相で華奢な、変な言い方すれば男の娘、もといグウィンドリン系の子かと思ってたよ。けっこうベラベラ喋るし自己主張激しいワガママタイプかも。

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▲「お兄ちゃんどいて!そいつ殺…なんだお前!?」奴隷くんが遊びに来ました。

 

ロスリックの聖剣

祭儀長エンマの手により祝福が施された聖剣、しかしロスリックは一度として振るうことはなかった。「祝福により強い魔力を帯びている」とあるが実際は物理一辺倒。

一番の目玉は何と言っても戦技「ロスリックの聖光」。構えからのR2で鋭いビームが出せる。

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▲かっこいい

なにが強いってその出の速さ。ほぼタメもなく瞬時に繰り出せるので、動作を見てから回避するのが非常に難しく、動き回る相手の動きを止めたりミリ体力の敵にトドメを刺したり逃げる敵に追い打ちをかけたりと様々な場面で活用できる。またこのビームは突き攻撃から発生しているので、至近距離での発動で突きとビームの二重攻撃で予想以上のダメージを与えることもできる。

さらに、この戦技の基本は「構え」でありそこからのビームと切り上げの二択なので切り上げによるガード剥しにも利用できる。まさに遠近全く隙のない戦技である。

しかし構えからの派生である以上どうしてもタイミングにラグが出るので、L2から即座に攻撃に移れるように練習が必要。これが意外と難しい…。さらにこの武器に限っては発動の速さがウリであり強みなので、あいての意表を突きとっさに繰り出せるよう他の武器以上に素早い操作が要求される。

しかし、ビームの見た目に反してリーチは案外短い。ロックオン距離よりも少し短めに設定されているようなので、やはりここでも相手に距離を離されないよう洗練されたボタンさばきが要求される。

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▲ロックしてるのに当たらない…もう少し近づかねば。

 

防具:祈祷シリーズ

腕装備がなく、また非常に軽い防具。それだけに物理カット力はかなり控えめ。

しかし反面、属性カット率と毒、呪いの耐性値はかなり高い。下手な重装防具なら平気で飛び越えるくらいのズバ抜けたカット率を誇る。重量比でいえば相当上位の防御力である。

ただ、やはり攻略・対人共に基本である物理には非常に弱いので、相手を選ぶ防具であることは間違いない。

 

攻略:〇

強力な直剣カテゴリにあり、さらに戦技も強力で武器に関しては全く隙がない。しかしやはり防具の貧弱さ、そして盾を持たないことから直剣一本では危うい場面も多々ある。

対人:〇

武器だけなら◎つけたいくらい…逃げる闇霊やホストに対しても追い打ちをかけやすいし。

しかしやはり…防具と盾が…

 

・ステ振り考察

素性:聖職者(レベル100)

生命力 34
集中力 24
持久力 22
体力 7
筋力 12
技量 40
理力 7
信仰 30
運 13

装備が軽いおかげで体力増加系の指輪もいりません。

兄に倣って「天使の光柱」使えるように。集中力もそれなりに。要はギンバサというやつです。

 

 

おまけ。

双王子の大剣(重量9.5・筋22D 技14D 理0D 技0D)

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「ローリアンの大剣」と「ロスリックの聖剣」を合体して錬成してできた武器。設定上は二人の武器そのものではあるが、実際に彼らに握られることはない。

武器としては「大剣」と「聖剣」の良いとこ取りしたようなズルい武器。戦技「聖光と炎」は文字通り二つの剣の戦技を合わせたような技であり、構えからのR1で聖光のビームを発射し、R2で炎を地に走らせる。しかしR2の炎は元の「ローリアンの炎」とは違い、踏み込みのアーマーもなければかち上げもせず、エンチャントもしない。強みのエンチャが消えたことで、そこだけは少々劣化気味。

しかしカテゴリの違いを考えなければほぼ上位互換といってもいい性能である。もっとも、直剣、大剣、特大剣はそれぞれ戦い方も変わるし互換という言い方はおかしいのだが…。とにかく、強い武器である。

 

 

関連キャラ:

妖王オスロエス

「天使の娘」ゲルトルード